ステータスバー
メイン画面下側に表示されるステータスバーの説明です。
普段
録画中
ステータスバーは3つのパートに別れています。左には実行したコマンドに関する情報やエラー情報が表示されます。
真ん中はプレビューのウインドウサイズや表示フレームレートなどリアルタイムで変化する情報を表示します。
右側のパートには普段はビデオデバイスやオーディオデバイス、ライブ機能の情報を表示します。録画中は録画に関する詳細情報を表示します。
左 |
真ん中 |
右 |
システム情報 |
リアルタイム情報 |
デバイス情報、ライブ情報。 または録画情報。 |
1.システム情報
普段は実行したコマンド(ボリュームの変更、入力端子の変更など)に関する情報が表示されます。
録画中は録画時間とファイルサイズを表示します。
起動オプションから予約録画モードで起動された場合は録画開始時刻と終了時刻を表示します。
2.リアルタイム情報
プレビューの画像サイズと現在のフレームレート(実測値)を表示します。
キャプチャデバイスの現在のフレームレート(実測値)と現在のドロップフレーム数を表示します。
“--Drop”と表示される場合、そのビデオキャプチャデバイスはドロップフレーム数を通知しないためドロップフレーム数は不明です。
ライブ機能のステータスを表示します。
「V:」はビデオ、「A:」はオーディオの状態を表示します。ライブ機能が無効の時は表示されません。
■ライブステータス
アイテム名 |
説明 |
Rdy |
準備完了。ライブ機能を使える状態です。配信ソフトからのアクセスを待っています。なお、配信ソフトからのアクセスがあるまでライブ機能で必要な画像処理は行われません(余計な負荷はかからない)。 |
Run(1) |
配信ソフトがアクセスしています(映像、音声が転送されている)。カッコ内はアクセス数です。複数のアプリケーションからアクセスされている場合は2以上になります。 アクセスする配信ソフトが無くなるとRdyに戻ります。 アクセス数が2以上になってもアマレコTV自体の処理負荷はアクセス数1の場合と変わりません。アクセス数の上限はありません。 |
Disable |
無効です。オーディオ設定の出力で「使わない」を選択した場合にDisableとなります。 |
3.デバイス情報
ビデオキャプチャデバイスに設定された画像サイズとフレームレート、フィルター情報、FourCCとビデオレンダラーを表示します。
【フィルター情報】
[フレームタイプ].[デインターレース処理モード].[フィールドオーダー].[色ズレ補正].[画面回転].[ダブラー]
■フレームタイプ
アイテム名 |
説明 |
p |
プログレッシブフレーム。デインターレース処理は行いません。 |
i |
インターレース化されたフレーム。デインターレース処理を行います。 |
■デインターレース処理モード
アイテム名 |
説明 |
act |
アクションゲーム向けのデインターレース処理。 |
rpg |
ロールプレイングゲーム向けのデインターレース処理。 |
rtr |
レトロゲーム向けのデインターレース処理。 |
hw |
HWデインターレース。 |
■フィールドオーダー
アイテム名 |
説明 |
tf |
トップフィールドを先に表示します。 |
bf |
ボトムフィールドを先に表示します。 |
■色ズレ補正
アイテム名 |
説明 |
adj |
色ズレを補正し表示しています。 |
■画面回転
アイテム名 |
説明 |
L90 |
画像を左に90°回転しています。 |
R90 |
画像を右に90°回転しています。 |
R180 |
画像を180°回転しています。 |
■ダブラー
アイテム名 |
説明 |
dbl |
画面を縦へ2倍に拡大しています。 |
【ビデオレンダラー】
アイテム名 |
説明 |
VMR7 |
VMR7のオーバーレイ表示、またはVMR7のオフスクリーンを使って表示しています。 |
EVR |
EVRを使って表示しています。 |
オーディオキャプチャデバイスに設定されたサンプリング周波数とビット深度とチャンネル数を表示します。
ライブ機能が有効な場合は転送する画像サイズとフレームレート、Line、オーディオのサンプリング周波数を表示します。
4.録画情報
すべてのドロップフレームの合計を表示します。
ドロップフレームが起こる要因は次の3つです。
(1) ビデオキャプチャ処理(真中・Capに表示されます)
(2) 録画処理(ビデオコーデックによる圧縮処理が間に合わない、HDDへの書き込みが間に合わない)
(3) 音声と映像のタイミングをあわせるための意図的なドロップフレーム((-)に表示されます)
Drop・(+)
音声と映像のタイミングを合わせる為に挿入したフレームの数。
アマレコTVでは音声と映像にズレを検出した場合に同じ映像を挿入して音ズレを軽減します。
Drop・(-)
音声と映像のタイミングを合わせる為に削除したフレームの数。
アマレコTVでは音声と映像にズレを検出した場合に意図的にドロップフレームを発生させて音ズレを軽減します。
HDD
1秒間にHDDへ書き込むデータ量とバッファの空き具合を表示します。
HDDへの書き込み量はビデオコーデックの圧縮効果を上げる事で軽減する事が出来ます。
バッファの空き具合は完全に空いている状態を100%とし、HDDへの書き込みが間に合わないと徐々に数値が減っていきます。0%付近になると大量のドロップフレームが発生するので録画設定(主にビデオコーデックとフレームレート)を調整して下さい。
CPU
ビデオコーデックによる圧縮処理でどの程度CPUを使うかの目安を表示します。
タスクマネージャなどの実測値とは異なり、要求された処理を実行するのに必用なCPU処理能力を示すもので、処理が間に合わない状況では100%以上の数値にもなります。
また、CPUが複数ある場合は実際に利用したCPUの数から割合を算出します。タスクマネージャの様に使っていないCPUを含めた割合ではないので注意して下さい。
例えば1CPUで処理した場合に150%と表示される場合は1秒間に30フレーム処理するケースにおいて20フレーム以下しか処理できていないことを意味します。この場合はコーデックの設定を高速なものに変えるか、最低でも2CPUを使いマルチスレッド処理する必要があります。
Enc
ビデオコーデックが1フレーム処理するのにかかる平均時間を表示します。
こちらは実測値を表示しています。