アマステ (アマレコ・ステレオミキサー)
アマステ(アマレコ・ステレオミキサー)はPCの音を録音するための機能です。主に、デスクトップキャプチャ機能と一緒に使います。

1.使い方


デバイス設定のオーディオキャプチャデバイスで「アマステ」を選択します。
続いて、オーディオ入力端子で「Auto」を選択します。

【オーディオ入力端子で「Auto」を選択すると】
「Auto」を選択するとOSで設定されている「既定の再生デバイス」の音を録音します。


既定のデバイスではなくHDMIで接続されたモニターの音を録音したいとか、ヘッドセットの音を録音したいなどの場合は該当するデバイスをオーディオ入力端子で選択してください。


最後に、オーディオフォーマットで「*sample= 48000, bit=16, ch= 2」を選択します。

以上で設定完了です。


【フィードバック】
アマレコTV4をミュートにしていないと録音した音をその場で再生してしまいます。再生した音は再び録音されるので、いわゆるフィードバック(ループバック、とか、ハウリングとも呼びます)と言う現象が起こり大きな音になってしまうことがあるので注意してください。


デスクトップキャプチャと合わせてアマステを使う場合は強制的にミュートとなりますが、アマステ単体を指定した場合は自動的にミュートとならないので特に注意してください。
2.エラー (このオーディオ形式はサポートされていません)
録音しようとしているオーディオデバイスのフォーマットと、アマステで設定したフォーマットが合わないと次のエラーメッセージが表示されます。




アマレコTV4の設定画面の「コントロールパネル」ボタンを押します。


録音デバイスの一覧が表示されるので「再生」タブを選択してアマステで指定したデバイスのプロパティ画面を表示します。



【録音デバイスと再生デバイス】
録音するんだから「録音デバイス」を確認するんじゃないの?
と思うかもしれませんが、アマステではPCで”再生”されている音を録音するのが目的なので重要となるのは”再生”デバイスです。


アマステではマイクなどの録音デバイスは関係ありません。



「詳細」タブを選択します。このタブの「既定の形式」に表示されているフォーマット(16bit、44100Hz)とアマステで選択したフォーマットが一致しないと使えません。




この場合アマステの設定を44100サンプル(44100Hz)に設定してください。
なお、アマステの音質は16bit 専用ですのでオーディオデバイス側が16bit以外になっていると使えません。


【高度な設定】
高度な設定の再生デバイスで選択したオーディオデバイスのフォーマットも一致しないと同様のエラーが出ます。
通常、既定のデバイスとして同じものが使われますので、そこまで確認する必要はありませんが、それぞれ個別のデバイスを使うように設定している場合は一通り確認する必要があります。どういったフォーマットで使うかよく把握し統一してください。