1.始めに

デスクトップに表示されている画像を取り込んで動画を作成するWindows2000/XP用のアプリケーションです。

AMV3ビデオコーデック※1を利用することで、ゲーム画面の録画※2から、デスクトップミュージックの演奏風景、ミュージックビデオ、カラオケソフト等の音重視の録画、タイムスタンプを利用した計測など様々な用途に利用できます。

フリーソフトなので無料でご利用いただけます。

 

       1 AMV3ビデオコーデックはシェアウエアですが、アマレココで利用する場合に限り制限が解除されるレジストキーがアマレココのreadme_jp.txtに記載されています。その為、実質無料でご利用いただけます。

       2 ゲーム画面を録画するにはゲームをウインドウモードで実行して下さい。フルスクリーン専用のゲームは正常に録画できません。

 

 

2.特徴

 

(1)  Intel(R)プロセッサおよびAMD(R)プロセッサに最適化された高速動画圧縮プログラム“AMV3ビデオコーデック”により、高解像度、高フレームレート※1での録画が出来ます。高価なCPUやRAIDアレイなどの特別なハードディスクが無くても高いパフォーマンスを発揮します。

(2)  AMV3ビデオコーデックの他に、一般的なコーデック※2(システムにインストールされている圧縮プログラム)を使った録画も出来ます。様々なコーデックにより高圧縮や高画質での録画が可能です。

(3)  リアルタイムでの圧縮により長時間※3の録画でもファイルサイズを小さく出来ます。

(4)  独自のAVI2ファイル処理によりディスクアクセスは高速かつスムーズ、1ファイルあたり100GByteまで対応、また、録画したファイルはそのままメディアプレイヤー等で再生可能。

(5)  半透明の取り込み枠とプレビューにより、簡単に取り込み範囲を設定および確認できます。

(6)  任意の画像サイズに縮小して録画することが出来ます。

(7)  録画範囲を静止画で取り込むスクリーンショット機能搭載。

(8)  音ズレの少ない録音が出来ます。

(9)  停電等のトラブルにも修復機能で対応、録画中のビデオファイルを失うことはありません。

(10)           パソコンの性能に合った録画設定を把握するためのアシスト機能“ルーキーモード”を用意。

(11)           Windows7でステレオミックスが無くても録音できるCore Audio Captureプラグインを同梱。

 

※1 Athlon64X2 4400+(Socket939、@2.2GHz、デュアルコア)、GF7800GT、1280*720の解像度で最大1秒間に約70フレームの録画が可能。(実際は録画対象のアプリケーションによりパフォーマンスが低下するため、実用範囲は30〜60フレームくらいになります)

※2 コーデックは別途必要になります。

※3 1ファイルあたり最大100GB、または1ファイル最長32時間の制限があります。ただし、制限に達しても、新しいファイルを作成して録画を続けるので、実質ハードディスクの容量の許す限り録画できます。

 

 

3.更新履歴

■アマレココ

Ver100

日付:2007/06/22

最初のバージョン。

 

         初版

Ver110

日付:2007/07/07

設定画面などGUIを実装したバージョン。

追加/変更

         ショートカットキー追加。

         メニュー項目追加。

         設定画面追加。

         録画タイプ追加。

Ver1.20

日付:2007/09/20

様々な機能を追加したバージョン。

追加/変更

         録画中のトラブルにより再生の出来ない破損したビデオファイルを、再生できるように修復する機能を追加。

         スタートボタン、ストップボタンに効果音を追加。(誤ってショートカットキーを押してしまい気が付かないトラブルに対応。)

         録画処理を専用スレッドで処理するオプションを追加。

         録画処理の詳細(処理にかかっている時間等)をテキストファイルで出力するレポート機能を追加。

         ビデオ設定等を4つまでプリセットし管理できる機能を追加。

          取り込み範囲の設定に「ウインドウ指定」を追加。(ウインドウの位置や大きさが毎回異なるアプリケーションに対応。また録画中にウインドウが移動しても追従します。)

         ハーフサイズ(画像を縦横半分のサイズに縮小する)の他に任意のサイズに画像を縮小できるように変更。

         マウスカーソルも一緒に録画するオプションを追加。

         取り込み範囲をマウスカーソルの動きに合わせて動かすオプションを追加。

         録音用に確保するバッファサイズを設定できるように変更。(Ver110までは約130ミリ秒分に固定、バッファサイズが少なく音跳びの原因になっていました。)

         タイマーの精度を実測する機能を追加。

         ルーペウインドウを追加 。

         オーバーレイ画面をロックする機能を追加。(メディアプレイヤー等の画像を簡単に録画できます。)

         16bitカラーに一部対応。

削除

         画像取り込み処理にDirectDrawを使うオプション削除。

Ver1.21

日付:2007/11/15

Ver1.20の不具合修正バージョン。

追加/変更

         録画開始時に5秒間だけ確認用の取り込み枠を表示するオプションを追加。

         ステータスバー情報にハードディスクドライブの空き容量を表示するオプションを追加。また、起動時に左下のステータスバーに空き容量を表示します。

不具合修正

         ビデオファイル内のフレーム数が多くなったときに、再生できないファイルを作成してしまう不具合を修正。(秒間30フレーム、音声44100Hzで録画した場合に録画時間が約27分を超えると再生できないファイルになってしまう。)

         モーダル状態の設定画面でキー入力が4回発生してしまう不具合を修正。

Ver1.30

日付:2008/1/23

AMVエンコーダー用のテストバージョン。

その他

         AMVエンコーダー採用のテストバージョン

Ver2.00

日付:2008/2/14

AMVエンコーダー、独自のAVI2ファイル処理などパフォーマンスを追求したバージョン。

追加/変更

         AMVエンコーダー正式採用。AMVエンコーダーの性能に合わせてファイル処理を独自のAVI2に変更。最大ファイルサイズ100GB、バッファリング、非同期アクセス、キャッシュレス等によりVer1.30に比べ1秒あたりのディスクアクセス量が20〜50%向上。さらに、未圧縮、およびコーデックを使った録画もAVI2へ移行、同様にパフォーマンス向上。

         音ズレ処理を強化、いままでの録画タイプ「時間に合わせる」を「音に合わせる」に変更、更に音跳びし難くなっています。

         レイヤードウインドウ(半透明ウインドウ)を録画するオプション追加。

         録画開始時にアマレココのウインドウをタスクトレーへ格納するオプション追加。

         トラブルの多い録音設定用に、録音チェック機能を追加。

         ステータスバー情報に画像の取りこぼしを数える、ドロップカウンターを追加。

         パフォーマンスの向上により、一部の初期値および、設定値の範囲を変更。

削除

         16bitモード削除。内部処理は全て32bitで行います。デスクトップの設定が16bitカラーでも録画できますが、変換処理が入る分パフォーマンスは低下します。なるべく、デスクトップの設定を32bitにして下さい。

         スレッドオプション削除。録画処理は常に専用のスレッドで実行されます。

不具合修正

         録画モード「時間に合わせる」(Ver2.00から「音に合わせるに」に改名)に設定して1ファイルで長時間録画すると、映像と音がズレる不具合を修正。(映像30フレーム、音44100Hzで録画した場合、3時間で約1秒ずれる。ズレる量はパソコンによって異なります。)

         音声を44100Hz、1ファイルで50分あたりまで録画した場合に、アマレココが不正終了してしまう不具合を修正。

         パソコンによってはAMVエンコーダーで録画したビデオファイルを、メディアプレイヤーで再生した時にエラーが出る不具合を修正。

         音声を11025Hz、8bit、モノラルで録画した場合に、正常なビデオファイルが作成されない不具合(Ver1.30のAMVエンコーダーを使った場合のみ起こります)を修正。

Ver2.01

日付:2008/3/1

AVI2ファイル処理の不具合修正バージョン。

追加/変更

         垂直同期信号に画像取込タイミングを合わせるオプションを追加。ゲーム画面を録画する際の、表示の乱れを大幅に軽減できます。

         簡易設定画面のルーキーモード追加。

         録音の周波数選択に「8000Hz」と「48000Hz」を追加。また「録音コントロール」を呼び出すボタンを追加。

不具合修正

         極マレに音声か映像の一部が破損する不具合を修正。(音声の場合は「ザザッ」と一瞬音声が乱れる、映像の場合は色が変わったり、ブロックノイズが一瞬発生する。)

その他

         対応するコーデックが増えました。

Ver2.02

日付:2008/4/11

インストーラーやプレビューなど使い勝手の向上をコンセプトにしたバージョン。

追加/変更

         プレビュー機能追加。

         CPU割り当てと詳細なプライオリティ設定を行う機能追加。

         垂直同期処理のタイミングを変更、垂直同期の取りこぼしを軽減。

         録画終了時に保存先のフォルダーを開くオプション追加。

         取り込み枠の強化。ウインドウ指定アイコン追加。良く使う画像サイズやフレームレートをメニューから選択可。

         ルーキーモードの録画チェックにディスクアクセスチェックを追加。ハードディスクの書き込みが間に合わない場合に、メッセージを表示して録画を停止します。

         画像取り込み処理の処理速度をチェックする機能を追加。

不具合修正

         画像縮小の処理モードで「標準」を選んだ場合に画像サイズによってはエラーが出る不具合を修正。

         マウスカーソルを録画した場合に正しいアイコンが表示されない不具合を修正。エクスプローラーからファイルを選んで他のウインドウへドラック&ドロップした場合など、カーソルが砂時計になってしまっていた。

その他

         インストーラーを用意。

Ver3.00

日付:2008/12/9

AMVエンコーダーを大幅強化、スクリーンショット機能追加など

追加/変更

         AMVエンコーダーの処理速度と画質を向上。マルチスレッドへの対応、YV12出力など。

         AMVマネージャ同梱。新旧のAMVエンコーダーで録画したビデオファイルを再生できます。

         24bitモード、16bitモード追加。利用可能なコーデック増加。

         スクリーンショット機能追加

         マルチモニター(バーチャルスクリーン)へ対応。複数のモニターにまたがる範囲も録画できます。

         メモリーコピー処理の高速化。メモリーチェック追加。

         レポートファイル強化。計測精度を1msから1μsに向上。エンコードタイムの集計など。

         ウインドウ内の任意の取り込み範囲をキャプチャするオプション追加。

         画像縮小の「ハーフMMX」を、SSE2を使った「ハーフSSE」に変更。

         一時停止機能追加。

         画像入力プラグイン機能追加。プラグインで機能を拡張することでデスクトップ以外のスクリーンを録画できます。

         オーディオ入力プラグイン機能追加。

         録画タイマー機能追加。

         キーボードフック機能追加。一部のゲームでホットキーが使えない場合に使います。またホットキーにファンクションキーなども設定できるように変更。

         マウスカーソルを録画する際、アプリケーション側のカーソル表示/非表示制御にあわせるように変更。

         ルーキーモードの録画停止条件緩和。「警告時に録画停止」オプション追加。

         AVIファイルに空のインデックステーブルを追加。インデックステーブルがないとファイルを読み込めない編集ソフト等に対応。

         一部設定削除(キャッシュ、タイマー精度、サイズ補正、取り込み枠、効果音ファイル選択、セクターチェック)

         画像縮小の「API早い」、「API綺麗」を削除。

不具合修正

         取り込み枠を表示する際に、瞬間的に大量のメモリーを確保しようとする不具合を修正。

         取り込み枠のルーペを表示したまま録画範囲を変更するとメモリーリークする不具合を修正。

         録画モード「映像に合わせる」を選択した場合に、音ズレする可能性がある不具合を修正

その他

         システムフォルダーを使わないように変更。

Ver3.01

日付:2009/1/24

コーデックのオーバーヘッドを改善。AMVエンコーダー廃止。

追加/変更

         AMVエンコーダー廃止。AMV3ビデオコーデックを利用するように変更。

         コーデックのオーバーヘッド削減。

不具合修正

         小さい設定画面の「設定画面非表示」が利かない。

         アマレココの画像縮小で「ハーフSSE」を使った際に画像がゆがむ。

         スクリーンショットのサブフォルダー設定欄に数字キーしか入力できない。

         画像縮小の設定値チェックの範囲が間違っていた。

その他

         インストーラー廃止。

Ver3.02

日付:2009/5/22

AVI2ファイル処理変更、コマンドラインオプション追加。

追加/変更

         AVI2ファイル処理を変更。いままで利用できなかったビデオ編集ソフトが利用可能に。

         起動オプション追加。スケジュール管理ソフトと連携して予約録画が可能に。

         Ver301で使えなくなっていた一部のコーデックへ対応。

         取込範囲がデスクトップの外にはみ出した場合に、背景色で塗りつぶすように変更。

         バーチャルスクリーンのマイナス座標に対応。

         スクリーンショットのアスペクト比を指定可能。地デジ等のアスペクト比が異なる場合に対応。

         録画タイマー機能で秒指定以外に00h00m00sフォーマットへ対応。

         ホットキー修正。F10キーも設定可、一つのホットキーに「スタート」「ストップ」を設定可。

         録音の初期値をONに変更。

不具合修正

         修復機能が利用できなくなっていた不具合を修正。

         ビデオレンダーキャプチャと「ウインドウ指定」を併用すると画像が歪んだり、エラー落ちする不具合を修正(要ビデオレンダーキャプチャVer1.01

         プレビューの際に、ウインドウ指定で小さいウインドウを指定したり、指定したウインドウを最小化するとエラー落ちする不具合を修正。

その他

         AMVマネージャ廃止。

Ver3.02

日付:2009/9/11

主にWindows7での調整とオーディオ関連の拡張、初期値の調整。

追加/変更

         マウスカーソルのアニメーションに対応。

         オーディオプラグインにCore Audio Captureを追加。

         オーディオ設定に192000Hz等、高音質な設定を追加。

         コンポジション無効オプションを追加。

         音ズレ対策用のオーディオタイマーオプションを追加。

         オーディオプラグインのwaveIn Captureにボリューム制御オプションを追加。

         Windows7などで同じフォルダを複数開かないようにした。

不具合修正

         ビデオファイルで映像より音声データが少し多くなる場合があるのを修正。

         プレビューを表示した状態でパソコンを休止状態に出来るよう修正。

その他

         オーディオプラグインのDirect Sound Captureを廃止。

         ビデオ圧縮の未圧縮を廃止。

 

 

AMVエンコーダー/デコーダー

Ver1.00

日付:2008/1/23

最初のバージョン。

 

         初版

Ver1.01

日付:2008/2/14

特徴の無い設定に特徴をもたせたバージョン。

追加/変更

         S1の設定を高速低圧縮な処理に変更。

         S2の設定を中速中圧縮な処理に変更。

Ver1.00との互換性なし。共存不可

Ver1.02

日付:2008/4/11

初期値や設定方法を修正したバージョン。

追加/変更

         AMVエンコーダーのキーフレーム設定を秒数で指定できるように変更。

         AMVデコーダーのYUY2の初期値をOFFに変更。

Ver1.01と互換性あり。相互に録画、再生可能。

不具合修正

         YUV変換処理で“左上のみ”を選んだ場合に、実際は右下の画素から色を採っていた不具合を修正。

 

Ver1.30

日付:2008/12/9

Intel(R)およびAMD(R)プロセッサで最適化

追加/変更

         Intel(R)および、AMD(R)プロセッサによる最適化。全体的に処理速度が大幅向上。

         マルチスレッド処理に対応。

         ハーフサイズオプション追加。アマレココ側でハーフサイズにするよりも高速です。

         画質の向上。演算精度を8bitから16bitに変更。色の再現性やグラデーション表現などの分解能が向上。

         非可逆圧縮のアルゴリズム変更。横縞状のノイズを大幅に軽減し画質向上(S3:標準、S4:高圧縮)。

         S1:高速および、S2:高画質標準をYV12可逆圧縮アルゴリズムに変更。一切ノイズはありません。

         キーフレームの圧縮、キーフレーム自動挿入により圧縮率向上。

         インターレースオプション追加。

         RGB24およびYV12フォーマットでの出力を追加。

         色補間フィルターを追加。

         スケール補正オプションを追加。

         RGB32出力の際にアルファチャンネル部を255に設定するように変更。

         YUV12変換処理の設定削除。全て平均値の処理となります。

Ver1.02と互換性なし。共存不可。ただしAMVマネージャにより過去のAMVエンコーダーで録画したファイルも再生できます。

不具合修正

なし

 

 

 

4.動作環境

項目名

内容

OS

Windows2000/XP

CPU

MMX、SSE、SSE2に対応したもの

グラフィック

32bitカラー、800×600以上の解像度。

その他

         AMV3ビデオコーデックVer3.00f以降が必要。
http:// www.amarectv.com/

         DirectXランタイムが必要。
http://www.microsoft.com/downloads/Browse.aspx?displaylang=ja&categoryid=2

       Windows Vista以降で利用する場合はVistaに付いてを参照して下さい。

 

 

5.二次配布について

展開前のアーカイブの状態でのみ二次配布を許可します。

製作者への断りは必要ありません。

 

 

6.免責

本ソフトウエアを利用して生じたいかなる事態に対しても製作者および配布者は一切の責任を負いません。

本ソフトウエアの利用は各自の責任の元で行って下さい。

 

 

7.連絡先

アマレコTV公式ホームページ:http://www.amarectv.com/

メールアドレス:amamann@hotmail.co.jp

ブログ:http://amalabo.blog35.fc2.com/blog-entry-47.html

 

ご意見、ご感想、不具合報告、WindowsVistaでの動作報告、思うようにパフォーマンスが出ないなどありましたら、メールかブログまでお願いいたします。

 

録画に関する内容の場合は、アマレココで作成したレポートファイルを添付して頂けると幸いです。

       有用な内容は公式ホームページ上に引用させていただく場合があります、あらかじめご了承いただけますようお願いいたします。